ポタラ宮:荘厳な浄土

2016-10-18, BJQIQI, 中華仏文化网

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チベット、ラサ、ポタラ宮 撮影:BJQIQI

    ポタラ宮の写真や映像を事前にどれだけ見ていても、この巨大な宮殿、城郭建築を実際に目の当たりにすると、やはりその圧倒的な存在感に感動するであろう。ポタラ宮は世界最高海抜に位置する宮殿式建築群の一つである。この宮殿の主建築には大きく分けて紅宮と白宮と呼ばれる2つのエリアがあり、さらに山の南麓に位置する雪城と、北麓に位置する御花園と竜王潭も含んでいる。白宮に囲まれた紅宮はポタラ宮の中央部に位置し、まるで仏教の曼荼羅世界における宇宙の中心のようである。その紅宮には歴代のダライ・ラマの躰を奉祀する霊塔があり、周囲は各種の宗教活動を行う経堂や仏殿などになっている。白宮は東西に連なって建造されており、壮大な規模を持っている。その東側はダライ・ラマが宗務と行政に使うエリアで、西側は宮殿の一般ラマ僧の居住エリアである。

    「ポタラ宮はラサ川河谷の中心に位置する海抜3700メートルの赤色の峰の上に座し、行政・宗教・政治の執務を行う総合的な建築群である。建築群は白宮、紅宮とその付属建築物から構成されている。ポタラ宮は7世紀からダライ・ラマの冬の宮殿となり、まさにチベット仏教と歴代の行政・統治を象徴するセンターである。優美で独創的な建築と、華麗、絢爛な装飾が、自然の美しい風景と調和して融け合い、このポタラ宮の歴史と宗教上の特色以外の幾分の風采を与えている。周囲の風景は美しく、建築物は創意にあふれ、ユニークであり、それに歴史的、宗教的な重要性が加わり、装飾芸術の美が調和して融け込んだ感動的な一幅のすばらしい風景を構成している。」以上は、世界遺産委員会からの評価である。1994年、ポタラ宮が世界遺産に登録された。

    日が昇り、日が落ちる。雲がわき、雲が散る。赤い峰に座するポタラ宮は荘厳な浄土のようであり、雲が立ち上り、霞が集まる中から発する明暗の光芒は、雪に埋もれた高原に生きる一切衆生に信仰の方向を指し示している。 

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